豊橋の精神科の可知記念病院です。
本日のブログは検査部が担当いたします。
今回のテーマは腹部超音波です。
・腹部超音波(腹部エコー)って何?
検査機器からでる高い周波数(人の耳には聞こえない高い周波数)の音波(エコー)を腹部にあて、血液の流れ、臓器の状態を調べる検査です。
痛みがなく、被爆がないためお子さんや妊婦の方でも安全に受けることができます。
主に対象となる臓器:肝臓、胆のう、胆管、膵臓、腎臓、脾臓、です。
検査目的によっては子宮、卵巣、膀胱、前立腺、消化管、甲状腺、乳腺、皮下・下肢血管等も対象となり、所見によっては精密検査が必要になることがあります。
・腹部エコー検査にかかる時間は?
10分~15分/1人 (検査時間は患者様の状態により変わります。)
・腹部エコー検査方法は?
患者様に仰向けになってもらい、検査用ゼリーをおなかに塗りプローブをあて検査します。(検査用ゼリーを塗ることで音波が通りやすくなり、見やすくなります)
検査中は観察場所によって「息を吸ったり吐いたり、止めて」をしてもらいながら検査を行います。