本日のブログは医事課が担当させて頂きます。

当院の屋内消火栓設備を紹介

最近、火事のニュ-スをよく見ます。冬から春の時期になぜ火事が起こりやすいのか?
その原因は主に2つあるそうです。1つは乾燥する気象条件
空気が乾燥すると空気中の水分量と同様、建物や家具などに蓄えられる水分量も少なくなります。
水分を多く含むものよりも乾燥しているものの方が燃えやすいのはご存じの通り。
ちょっとした火の気が大きな火事に繋がりやすくなるのです。
もう1つは寒くなるにつれストーブなど暖房器具を使う機会が増えますが、暖房器具の消し忘れや間違った使い方などから火災が発生するためです。火気や暖房器具等の使用には十分お気を付け下さい。

今回は当院の屋内消火栓設備を紹介致します。
屋内消火栓設備とは、消防法施行令第11条に定められている消防設備の一種である。 消火活動における初期消火を行う設備で、人が操作する設備である。 初期消火を目的としている為、そこにい合わせた人が、消火にあたる為の設備であり、操作のしやすいものもある。
屋内消火栓の種類には、1号消火栓、易操作性1号消火栓、および2号消火栓があります。
1号消火栓は、従来から使用されている消火栓でありますが、ホースを全部引き出さないと放水することができないため、操作のため通常2名以上の者を必要とし、訓練を必要とします。
易操作性1号消火栓は、1号消火栓の操作性などを向上させたもので、1人でも操作できる構造となっています。
2号消火栓は、1人でも操作できる構造であるとともに、放水量を1号消火栓より少なくし、より扱いやすくしたものです。2号消火栓は、特に旅館、ホテル、病院などの容易な消火栓操作が求められる場所に設置されています

当院では2号消火栓を病院内各階エリアごとに設置されています。