秋も一段と深まり、朝夕の寒さが身に染みる季節になりましたね。

本日は、作業療法室が担当します。

前回に紹介した「テーマごとで集まったプログラム」の第7弾を紹介します。

秋といえば、忘れていました「芸術の秋」もありますね。

芸術といえば一番に何を思い浮かべますか?「音楽」が浮かんだあなた、素晴らしい!
今回紹介するのは「音楽クラブ」です♪

OTプログラム「音楽クラブ」

音楽クラブは歌が好きなメンバーが集まり、主にみんなで歌を歌って過ごす会です。

前半はチェアダンスを行い、メンバーからのリクエスト曲をみんなで歌います。

チェアダンスは、曲(現在は松田聖子の「風立ちぬ」)に合わせて、みんなで輪になり椅子に座ったまま曲に合わせて体を動かします。楽しく踊っているような感じもあり、よい運動にもなります。

リクエスト曲はメンバーの歌いたい歌を出してもらい、その歌を選んだメンバーが前に出てきて、選曲理由や歌の紹介をします。そして、スタッフの生演奏(エレクトーンとギター)に合わせみんなで歌います。特に、石原裕次郎や山口百恵の歌が人気です。よく知っている好きな歌だけに、みんな大きな声で表情よく歌います。

後半は、「47都道府県をめぐろう」をテーマに、クジで選ばれた都道府県の観光名所や特産品、美味しい食べ物などについて話をし、その都道府県出身の歌手の歌やゆかりのある歌をみんなで歌います。地元愛知県はまだ出ていませんが、隣の静岡県がテーマの時は行ったことがある人も多く、話が大いに盛り上がりましたよ。

歌うことは肺の機能を高め、大きく声を出すことでストレスの発散にもなります。また集団で歌うことは、歌うことに自信のない人も参加しやすく、あまり知らない歌でも一緒に歌えることができ、仲間意識も感じられます。

さらに歌は記憶と深く結びついているもので、懐かしい歌を聴くとその当時の記憶が蘇ってきたりしませんか?その歌に関する話や当時の話をすることで、脳が活性化し頭の体操にもなります。

コロナ禍で、大勢で歌うことはまだ難しい状況かもしれませんが、感染対策をしながらみなさんも合唱やカラオケなど楽しめるといいですね♪