今回のブログは庶務課が担当します。

認知症と書道

当院では平成30年9月より認知症治療病棟が稼働しています。認知症治療病棟では不安焦燥・興奮・粗暴な言動などの認知症周辺症状(BPSD)などに対して、多くの職種が協力し合い、認知症の進行を防ぎ、問題となっている精神症状の改善を目指しています。
その中でリハビリテーションとして書道を取り入れております。最近の研究で、書道は認知症の予防や改善策として、脳を活性化させるのに効果が高いことが分かっています。 オセロゲームやくるみにぎりなど、これまでにも高齢者の脳の活性化に役立つとされてきた様々な作業で効果を測定した結果、書道が最も脳の活性化に役立つ結果となったそうです。オセロなどのゲームよりも書道の方が脳の活性化に役立つとは驚きですね。。