本日のブログは歯科が担当いたします。

歯科室でよく耳にする質問の紹介

今回は歯科室でよく耳にする質問をご紹介いたします。

Q6 歯磨き時間は長いほどいい?

A6 歯磨き時間が長いからといって、プラークが落ちているわけではありません。

・歯周病予防=時間をかけて丁寧に歯と歯ぐきの間のプラークを除去できることが大切です。
・むし歯予防=唾液によってフッ素が薄まっていない2分間の間にフッ素配合歯磨き剤を歯全体に届けることが大事です。
・長時間磨くかたで注意したいのが、いわゆる「ながら磨き」
スマホやテレビを見ながら歯磨きをするかたもいます。ただ、歯と歯ぐきの間などプラークの溜まりやすいところに歯ブラシが当たっていなかったり、同じところばかり磨いていることもあります。そのようなかたは、磨く順番をきめるなど、意識して磨くと良いでしょう。

Q7 歯ブラシの毛は、「やわらかめ」と「かため」、どっちがいい?

A7 歯ブラシの毛の硬さには、好みもあると思いますが、基本的に「ふつう」と表示されている歯ブラシがおすすめです。

・「やわらかめ」は、「ふつう」に比べて清掃効率がやや低下します。「やわらかめ」を使用するかたは、磨き残しを少なくするために時間をかけて丁寧に磨きましょう。
・「かため」は「ふつう」に比べて歯ぐきを傷つけやすいため、「かため」を使用するかたは、ブラシを大きく動かしてゴシゴシ磨くのは避けましょう。
・歯医者さんでの歯みがき指導やお口に問題が起きていないか、定期的にみてもらうことが大事です。とくに「やわらかめ」を使うかたは磨き残しによるトラブルを、「かため」を使うかたは歯ぐきに傷がないかなどをみてもらいましょう
(参考文献:nico2024.12)

~当院は、入院患者さんや通院患者さんはもちろんのこと、歯科のみの受診も可能です~