豊橋市の精神科の可知記念病院です。
本日のブログはデイケアが担当します。

クリスマス会開催~有志で行う出し物について

今年も残りわずかとなりました。 デイケアでは12月23日にクリスマス会を行いました。今年のクリスマス会は、有志で集まった利用者の方・スタッフによる出し物、ビンゴゲームを行いました。出し物では、大正琴やギターの演奏、ダンスや一発芸、本の朗読等がありました。出し物に参加された方々は、この日のために準備・練習をしてきてくれました。どの出し物も大変素晴らしいものになりました。ビンゴゲームでは、自分の狙っている番号が中々でないことで悔しがる方や、景品をもらい喜ぶ方の様子が見られました。
今年は例年に比べて、有志で行う出し物に参加してくれた方が多い印象を受けました。出し物はクリスマス会で毎年行われているもので、参加者にとっては定番になっています。毎年出し物に参加している方に、継続して参加する理由を聞くと、「楽しいから」、「クリスマス会を盛り上げたいから」と話してくれました。クリスマス会終了後に感想を聞いた際には、「一緒に参加してくれたメンバーはありがとう」、「次も参加してくれるメンバーを募集します」、と言われていました。
上記のような発言は、クリスマス会が余暇的な活動として楽しかったという理由だけではなく、自分が他人に受け入れられる・称賛される場になっていることが理由の一つになっているのではないかと考えます。又、当日までメンバーと練習を重ね、発表を成功させたことで、達成感・自信の獲得にも繋がったのではないでしょうか。
クリスマス会はスタッフ・利用者が協力して作り上げていくように意識して行っています。一緒に楽しい時間を過ごしたい、皆で盛り上げたいという気持ちが、今回のような良いクリスマス会に繋がったのではないでしょうか。
写真はダンスの出し物を行った際のものです。毎年クリスマス会ではダンスの出し物を行ってくれています。彼らのモチベーションが、クリスマス会を盛り上げることに一役買ってくれました。