豊橋市の精神科の可知記念病院です。
本日のブログはリハビリテーション室が担当します。
転倒骨折予防
今回は、転倒骨折予防についてのお話です。
療養期間が長くなると身体機能の低下やお薬の影響などで転倒のリスクが高い状態になります。高齢者であると転倒が骨折につながってしまうケースが多い現状です。
当院では、『おくだけ ころやわ』という株式会社マジックシールズさんのベッドサイドに置く床を導入しました。“転んだ時だけ柔らかい”というのが名前の由来みたいです。
置くだけで転倒骨折リスクを低減し、床の上でも歩行、車椅子や杖での移動もできるぐらいの硬さになっています。
患者さんがご自身で車椅子やポータブルトイレへの移乗時の転倒は、骨折につながるケースも多いです。『ころやわ』上での大腿骨骨折の報告件数もなく、転倒骨折予防につながると期待しています。
また、転倒してしまう前の予防にも取り組み、患者さんが心身共に回復していけるよう励んでいきたいと思います。