下記の当院看護師2名が「特定認定看護師」に認定されました。

認知症看護特定認定看護師   
猪﨑 博明 (写真左)

摂食嚥下障害看護特定認定看護師
小坂井 友美 (写真右)

認知症看護特定認定看護師

認知症看護特定認定看護師は愛知県で8名(2022年12月現在)在籍しており、役割としては、認知症の方が安心して住み慣れた地域で生活できるよう多職種で協働して支援するための、職種間コーディネーターの役割、認知症の患者さんの意思決定支援を行い、本人の意思が適切に反映されるように人的・物的環境を整える役割、認知症の方の介護を行っている家族の方への支援などが挙げられます。
今後の取り組みとして、当院は認知症疾患医療センターと東三河唯一の認知症治療病棟を併設しており、診断から治療そして地域での生活までを一体として、切れ目のない継続的な支援を提供できること強みとして、職員の認知症対応力向上、地域の多職種との連携の強化に努め、認知症の患者様の治療・生活を支えることができるように努めていきたいと考えています。

摂食嚥下障害看護特定認定看護師

摂食嚥下障害看護特定認定看護師は愛知県で15名(2022年12月現在)在籍しており、役割としては摂食嚥下機能の評価、口腔ケア方法、食事内容、食事摂取方法を判断し、誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水などの予防や改善を行うこと、また適切かつ安全な摂食嚥下訓練の選択及び実施です。
今後の取り組みとしては多職種で摂食嚥下のアセスメントを行い、患者の食形態や摂取姿勢の調整、嚥下リハビリなどを行う中で、栄養を摂るためだけの食事ではなく、口から食べる事により喜びや楽しみに繋げ、患者の生活の質の向上に努めていきたいと考えています。

それぞれの分野での専門性を発揮し、より質の高い看護の提供に向けて取り組んで参ります。