今回のブログは医局が担当します。

『富士見』

当院の住所には「富士見」が含まれるのですが、天気の良い日には病院から富士山が見えます。全国各地に「富士見」という住所はありますが、一体どれくらいの地域から富士山が見えるだろうと、インターネットで調べてみました。それによると、人工衛星で各地点の標高を調べて、データ解析することで、富士山が見える地域がわかるとのことです。実際にあちこち行って観察しなくても分かるのですね。

「富士山山頂の可視領域」として地図も掲載されています。西は和歌山(!)から東は関東平野のほぼ全域にかけて広く分布していることが分かります。東海地域では、明石山脈や三河高原などの影になって、見える地域は限られますが、豊橋の南部から渥美半島の沿岸部にかけての地域で見えるようです。なお、地球は球体であるため、遮る高いものがなくても、ある程度遠くなるともう富士山は見えなくなります。

天気の良い日に、キャベツ畑の向こうにうっすらと富士山が見える日には、何だか嬉しい気持ちになり、一日頑張れるような気がします。