本日のブログはX線室が担当させていただきます。
前回、放射線は自然放射線と人工放射線の2種類に分けられる。というお話しをしましたが、
今回は、そのうちの自然放射線のお話をちょっとだけ詳しくしていきます。

こんなところにも放射線2

自然放射線は、空から宇宙線、地面や岩から出る放射線、さらには食物や私たちの体の中からも少しの放射線が出ているとお話ししました。
まずは、空から放射線??って・・・

宇宙線は、空気や物質とぶつかると放射線を出しますが、ふだん私たちが地上で受ける量はごくわずかです。なぜなら、地球には大気や磁場があり、それが宇宙線をしっかり守ってくれているからです。そのため、通常の生活の中で健康に悪い影響を受けることはほとんどありません。

簡単な比較としては、このような表になります。

 

場 所 高さの目安 宇宙線の量 説 明
地上を1とした場合 線 量
地上(海抜0m) 0m 1 約0.3 mSv/年 ふだん私たちが暮らしている場所。
高い山

(例:富士山)

約3,800m 約2倍 約0.01 mSv/1週間 空気がうすくなり、宇宙線が増える。(わずかに増えるが、心配なし)
飛行機

(東京~ニューヨーク往復)

約10,00m 約10倍 約0.1〜0.2 mSv 胸部レントゲン1回分と同等
宇宙空間

(国際宇宙ステーションなど)

約400km以上 数百倍以上 約80〜160 mSv/半年 宇宙飛行士は特別な対策が必要。