本日のブログは歯科が担当いたします。
令和7年9月18日~20日に横浜市のパシフィコ横浜ノースで日本摂食嚥下リハビリテーション学会の学術大会が開催されました。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会に参加しました!

今回の大会テーマは『いつも楽しく食べる ~多職種による安全な食事の支援~』でした。
当院も歯科を含め各職種のスタッフと参加をし、まさに多職種で、安全な食事の支援について学んで参りました。さまざまな発表や講演を聞いたり、企業ブースを見学することで、当院の取り組みについて再確認したり、新たな学びもあり、有意義な時間を過ごすことができました。

『いつも楽しく食べる』ために、歯科からの支援として口腔健康管理が挙げられます。
口腔健康管理とは3つに分けられ、①口腔機能管理②口腔衛生管理③口腔ケアがあります。
① 口腔機能管理:歯科治療を行い噛む機能を回復することや飲み込みの訓練などにより飲み込みの機能(嚥下機能)の低下を防いだりすること
(むし歯の治療やブリッジ・義歯等の処置、摂食機能療法など)
② 口腔衛生管理:歯科医師や歯科衛生士が行う専門的な口腔清掃のこと
(バイオフィルムの除去、舌苔の除去、歯石の除去など)
③ 口腔ケア:患者さん自身や介助者が行う日常的なケア
(歯磨きや義歯の清掃・保管、嚥下体操指導、姿勢調整、食事介助など)
① ②は歯科職種の関与するところで、③は日常のケアとして他職種と協働して行います。
歯科は身体の入口であるお口から、多職種と協働して安全な食事の支援をいたします!!

~当院は、入院患者さんや通院患者さんはもちろんのこと、歯科のみの受診も可能です~