言語聴覚士(ST)から栄養管理室へ勉強会を実施しました。
豊橋市の精神科の可知記念病院です。
本日のブログはリハビリテーション科が担当いたします。
先日言語聴覚士から調理師・管理栄養士に向けて勉強会を行いました。内容は主食(ご飯・粥等)の調理についての内容です。病院の食事が一定の物性で提供されることで、誤嚥や窒息のリスクを軽減する目的で行いました。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会が定める学会分類の嚥下ピラミッドと主食のご飯やお粥の物性を紐づけて説明したり、離水が嚥下に与える影響や水分にとろみ付けを行う意図、患者様の食事の状況を説明しながら、実際食事を用意する栄養管理室にはどのような食事の物性で提供をお願いしたいかを実際のミキサー粥やとろみの水分見たり、摂取しながら伝えています。
STは栄養管理室とそれぞれの病棟を行き来する職業として、調理師・管理栄養士の方々と病棟スタッフ・患者様をうまく繋げて、食事が安全に提供されるよう働きかけられればと思っています。