本日のブログは歯科が担当いたします。
今回は、前回の続きで「野菜を食べることでお口がきれいになる」というお話のポイント②と③になります。
ポイント②「調理法」
野菜は茹でたり炒めたり、火を通して軟らかくなったものより、生のままでパリッと歯ごたえがあるもののほうが歯の清掃性は高まります。
さらに、具材を大きく切る、軟らかい料理でも噛みごたえのある食材を混ぜるなどすると、清掃性が上がるだけではなく、食事の満足度もアップします。
ポイント③「食べ方・噛み方」
野菜による清掃性をアップさせるためには、しっかり噛み、十分な唾液を出す意識が大切です。
食べ方次第で噛む回数を増やすこともできます。「一口の量を少なくし、食べ物の形がなくなるまで噛む」「飲み込んだ後に次の食べ物を口に入れる」など、時間をかけて噛むことが大切です。しっかり噛むと、多くの唾液が出て清掃性が向上します。
一方で、テレビを見る、スマホを操作するなどの「ながら食べ」は、噛む意識が薄れるのでおすすめしません。
野菜によるお口の清掃について述べましたが、食後の歯磨きは必要です。〝食べたら磨く″が基本です。
(参考文献:nico2025.04)
~当院は、入院患者さんや通院患者さんはもちろんのこと、歯科のみの受診も可能です~