豊橋にある精神科の可知記念病院です。
本日は庶務課がブログを担当します。

インフルエンザの種類

最近インフルエンザが流行しており、12月12日に愛知県内全域でインフルエンザ注意報が発令され現在も継続しています。

今回はインフルエンザの種類について調べましたので、ご報告します。
インフルエンザウイルスは、遺伝子のタイプによりA型、B型、C型、D型の4種類に分けられます。
このうち、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。
A型は144種類もの型(亜型)に分けられます、よく聞くA香港型やAソ連型もこの亜型の種類です。さらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異を起こし、感染力が強い特徴があります。
B型は遺伝子的に安定していて、変異も少ないためA型に比べ大きな流行は起こし難いとされています。また人にしか感染しない特徴があります。
C型は基本的に一度感染すると免疫がついて再感染することがないとされています。すでに多くの方が免疫をもっている可能性が高く、A型・B型のように爆発的な感染を起こすことがない型であると言われています。
D型は、ウシなどの家畜にのみ感染し、ヒトに感染しません。

上記の様にインフルエンザにも様々な種類がありますが、感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」です。
そのため正しい手洗いと飛沫感染防止のため人ごみに行く際のマスク着用、またワクチン接種も有効と言えます。