豊橋市の精神科の可知記念病院です。今回のブログは事務部門が担当いたします。
可知記念病院では、来院される方に季節を感じていただき、少しでも癒しとなるよう、受付に週替わりで花を飾っています。

グロリオサ

グロリオサの花言葉には、「栄光」「華麗」「燃える情熱」「勇敢」「頑強」「堅固」「天分」「光栄」などがあります。グロリオサはラテン語の「gloriosus(見事な、輝かしい、栄光の)」に由来し、炎のように咲く花姿から「炎のゆり」とも呼ばれています。花開く様子を燃えるような炎になぞらえて、発見者たちが「Glory lily(グローリーリリー)」や「Flame lily(フレイムリリー)」と名付けたと言われています。

グロリオサの花言葉はポジティブなものばかりで、フラワーアレンジメントでも幅広く使用されています。燃え上がるような情熱や勇敢さを持つ人への贈り物や、成功や栄光のお祝いや願い事を込めた贈り物として適しています。また、結婚記念日のプレゼントとしてもおすすめです。
グロリオサは古くからヒトや家畜に対する有毒植物として知られていますが、胃腸薬などの薬用としても利用されてきました。スリランカのアーユルヴェーダ(インド伝統医学)では毒蛇咬傷の治療にも使用されています。日本ではヤマノイモとの誤食が多く、重篤になりやすいので注意が必要です。