本日のブログは歯科が担当いたします。
今回は、舌苔についてのお話です。

舌苔について

新型コロナウイルス感染症の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」になりました。とは言っても季節性インフルエンザの感染対策もあり、まだまだマスク生活が続いている方も多く見えます。

  • マスク生活で舌苔が付きやすくなる?

マスクを着用すると、口の動きが制限され、口を動かす機会が減ります。これにより、唾液分泌の減少が起こる可能性があります。さらに、水分のとる回数が減る、呼吸が浅くなり口呼吸になるなど、口の中が乾燥しやすく自浄作用が低下すると考えられます。そのため、マスクの着用を長時間続けると、プラークや舌苔が付きやすくなり、口臭などさまざまなお口のトラブルの原因となります。

  • 舌苔が付きやすい人っていますか?

舌苔は、唾液分泌の減少によって付きやすくなります。

唾液分泌の減少を招く代表的な疾患には、シェーグレン症候群、唾液腺障害、肝硬変、糖尿病などがあり、抗精神薬や降圧剤などの服用薬剤の副作用によっても唾液分泌の減少が起こります。また加齢やホルモンバランスの変化、緊張状態やストレスによっても唾液分泌は減少し、舌苔の付着に影響すると考えられます。さらに、唾液分泌量が正常でも、睡眠時無呼吸症候群や鼻疾患などで口呼吸になると、舌苔が付きやすくなります。

唾液分泌の減少以外にも、口腔清掃不良、歯周病、義歯装着、軟らかい食品の摂取、喫煙習慣などが、舌苔の付きやすい要因として挙げられます。(参考文献:歯科衛生士2023.12)

次回は、舌ケアについてお話したいと思います。

~当院は、入院患者さんや通院患者さんはもちろんのこと、歯科のみの受診も可能です~