豊橋市の精神科の可知記念病院です。
今回のブログは事務部門が担当いたします。
可知記念病院では、来院される方に季節を感じていただき、少しでも癒しとなるよう、受付に週替わりで花を飾っています。
啓翁桜【ケイオウ桜】(今週の花)
啓翁桜(けいおうざくら)は、支那桜桃(シナオウトウ)と彼岸桜(ヒガンザクラ)を交配して作られた寒緋桜(カンヒザクラ)の一種です。
啓翁桜は、ソメイヨシノのように太い幹がなく、細長い枝が何本も集まってひとつの株をつくり、その枝に濃いピンクの可憐な花を咲かせるのが特徴です。
啓翁桜は、1930年に福岡県久留米市山本の良永啓太郎が中国系のミザクラを台木にしてヒガンザクラを接いだところ、穂木として使ったヒガンザクラの枝変わりとして生まれました。
啓翁桜は「春を告げる花」とも呼ばれており、花言葉は「純潔」「淡泊」「精神美」です。
啓翁桜は12月中旬から3月にかけて満開の桜を鑑賞できるため、冬にお花見気分が味わえる人気の品種です。山形県では、昭和40年代に全国にさきがけて促成栽培が始まりました。ハウス(促成室)の中で寒さと暖かさを調節しながら、真冬の開花を促しています。山形県では切り花用に促成栽培され、日本一の出荷量を誇っています。
・啓翁桜【ケイオウ桜】
・キンバコデマリ(枝)
・カーネーション
・ゆり
・デザインマム(ピンク)
・天の川ハラン(葉)
・ドラセナ(赤い葉)