豊橋市の精神科の可知記念病院です。
本日のブログは歯科が担当いたします。

ツバメと嚥下

この頃、歯科室ではツバメの飛び交う姿が目に入ってきます。
歯科室の窓近くにツバメの巣があり、巣立ちの時期が来たようです。
夏が来たな~と感じます。
ツバメを漢字で書くと「燕」です。
読むことはできても、書くとなると少しひるんでしまう漢字の一つではありませんか?私はそうでした。
当院で摂食嚥下障害患者さんに携わるようになってからは「嚥下」という文字を使用する機会も増え、ツバメも容易に漢字で書くことができます。
漢字って面白いですよね?「口」と「燕」で飲み込むこと=嚥下の「嚥」なのですから。
そして英語「swallow」の名詞はツバメ、動詞は飲み込むという意味なので、これまた面白いです。
昔も今も多くの人たちが、ヒナの口を大きく開けて親ツバメからエサをもらう姿に飲み込む動作を連想させる、ということなんでしょう。
ツバメの姿はいつまで見られるのか分かりませんが、夏の始まりの風景をご紹介いたしました。

~当院は、入院患者さんや通院患者さんはもちろんのこと、歯科のみの受診も可能です~