豊橋市の精神科の可知記念病院です。
本日のブログは歯科が担当いたします。

口臭のお話②

前回、口臭には「生理的口臭」と「病的口臭」があるとお話しました。
病的口臭は、お口のなかににおいの原因があることが多く、その主犯はお口のなかの細菌といえます。
細菌のうち、特に歯周病菌などの酸素を嫌う菌が、腐敗臭をともなうにおい物質を生み出します。唾液や血液、はがれ落ちたお口の粘膜、食べかすに存在するタンパク質を分解したときに、揮発性の硫黄化合物——硫化水素(卵が腐ったような臭い)、メチルメルカプタン(玉ねぎが腐ったような臭い)、ジメチルサルファイド(生ゴミのような臭い)などを出すのです。
細菌の活動には、唾液も影響します。一日の生理的口臭の変化を見ると朝起きたときが一番強く、それから食事や歯磨きをするたびに下がって、時間が経つとまた上がります。
唾液には、細菌を洗い流したり、細菌の繁殖を抑えるはたらきがあります。起床時に一番においが強いのは、就寝中は唾液の分泌が減るので、寝ている間にお口のなかで細菌が繁殖するためです。
このように、唾液の分泌は口臭に影響しますので、ドライマウスなどで唾液が減少すると、口臭も強まる傾向があります。
においの原因である細菌を減らすには、歯周病の治療を受けること、歯磨き(セルフケア)に加え歯科での歯のクリーニング(プロケア)を受けることをお奨めいたします。
(参考文献:nico2019.12)

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