豊橋市の精神科の可知記念病院です。
今回は医療相談室が担当します。

精神疾患・精神保健福祉の歴史（古代～中世編②）

18世紀も半ばになった頃に、ようやく魔女狩りが禁止されはじめます。それでもなお精神疾患を抱えた方は取り締まりの対象であり、施設などに収容され、非人間的な処遇を受けていました。精神疾患が罪などではなく「病気」として認められるのは、1793年、フランス革命の頃を待つことになります。
差別や偏見の色が強かった時代から、徐々に精神疾患に対する研究や理解が進み、現代の医療や福祉に繋がっていきます。

この場でご紹介出来るのは歴史の中のごく一部でしかありませんが、長い歴史の一端を、少しずつご紹介出来たらと思っています。