本日のブログは医局が担当いたします。

精神科病棟の雰囲気

何事も経験のないものは未知の世界ですが、精神科の病棟の雰囲気というものも、
皆さんにとってその一つではないでしょうか。
患者さんの眼に映る景色と、スタッフのそれとでは異なるのはあると思いますが、
私見ではとてもゆったりとした時間が流れているように感じます。
ひと昔前と比べても、現代の世界は常に情報が溢れており、便利な反面せわしなさを感じることが多いなか、
病棟では本を読んだり、窓外の季節を眺めたり、トランプや将棋をしたりと、
それぞれのペースを大切にしながら回復を目指すことができます。
人生には緩急が必要と、自分自身にも思いを寄せながら、日々診察をしています。