豊橋にある精神科の可知記念病院です。
本日のブログは検査科が担当いたします。
身近な水から感染するレジオネラ菌感染症
豊橋市の精神科の可知記念病院です。
今回のブログは臨床検査課が担当します。
身近な水から感染する可能性のあるレジオネラ菌感染症について解説します。
概要
レジオネラ菌感染症は、温泉、循環式浴槽、加湿器など、私たちが日常的に利用する水回りに潜むレジオネラ菌によって引き起こされる感染症です。
特に、エアロゾル(目に見えない細かい水の粒)を吸い込むことで感染するリスクが高まります。
症状
症状は、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛といった症状から始まり、重症化すると肺炎を起こすこともあります。
高齢者や基礎疾患を持つ方、免疫力の低下している方は重症化しやすいため注意が必要です。
予防と対策
予防のためには、浴槽水のこまめな清掃・消毒、加湿器の水の毎日交換と清掃が重要です。
また、施設の管理者は、適切な塩素濃度管理や定期的な検査が義務付けられています。
当院では、定期的な消毒と検査による対策を行っております。
さいごに
症状に心当たりがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
今回のブログは以上です。